2005-10-05
「ギャラクシーエンジェル“W”発表会」 [ anime ]
★「ギャラクシーエンジェル“W”発表会」に参加してきました。

ブロッコリーとマーベラスエンターテイメントの合同によるもので、PS2ソフト『ギャラクシーエンジェルII/絶対領域の扉』(来年2月23日リリース予定)と、今夏公演された舞台のリニューアル版となる『ミュージカル「ギャラクシーエンジェル」Re-MIX』(12月7〜11日・銀座博品館劇場)の全容が紹介されました。こうしたマスコミ向けの発表会で、一般客にも門戸を開くのは、『I've Budokan 2005』や、『奥さまは魔法少女』などの先例がありましたが、今後も増えていくのでしょうかね。
●まずは、木谷高明会長からの挨拶から。
木谷:今日は、大勢の媒体、取引先の方々に加え、一般からの記者も招待しました。ぜひ、ブログでも日記でもどんどん書いてください。発表から5年目となったプロジェクトですが、ますます盛り上げていきたい。今日はその<出陣式>だと思っています。
●ゲームを紹介するのは、プロデューサー兼スーパーヴァイザーとして参加している水野良氏。他のスタッフは、メカデザインに『機動戦士ガンダムSEED』の山根公利。キャラ原案に「コミデジ」でマンガ連載も始まる かなん。チーフディレクターにアートディンクの土田康司。シナリオコーディネーターには、ブロッコリー作品を多く手がける 菜の花すみれ、といった陣容。

水野:プロデューサー冥利につきるメンバーが揃ったと自負しています。
●つづいては土田康司氏が、ゲームシステムについて、モニター画像をふんだんに用いつつ説明。キャラクターの名前に、いちいち「さん」をつけていたのが印象的でした。傍で水野氏が、科学設定に自らツッコミを入れるなど、楽しい一幕も。
前シリーズとの大きな違いとして、今回は、主人公も戦闘に参加し、シューティングゲームの要素が盛り込まれていることが紹介されました。また、キャラクターの絵がカットインするアニメ的な演出、アイコンにもキャラクターの絵を用いて見易くなったこと、さらに操作方法も、パソコン版が先行していた前作とは異なり、プレイステーション2のコントローラーでも扱いやすいよう、システム面を見直すなど、より遊びやすいシステム作りに力を入れているそうです。シナリオ分岐を、かなり前までたどり直せるようになったのは、便利そうだ。(システム面については、「GAMEWatch」が詳しい)
●シナリオコーディネイターの菜の花すみれ氏は、まずは自分の役職についての説明から。ヒロインごとにプロットを書き、出来上がってきたシナリオを監修するのだそうです。そして、今回の新ヒロインたちについて紹介。
★アプリコット・桜葉
菜の花:ミルフィーユは思い入れのあるキャラクターで、彼女に妹がいるとしたらどうなんだろうと思いつつ構築しました。
水野:もちろん、妹がいるなんて設定はなかったんですけど(笑い)
菜の花:真面目でしっかり者なんですけど、完璧な女の子というのはいませんから。彼女の弱点は男性恐怖症なんですね。実はわたしにも妹がいまして、彼女と遊んでいる気持ちでシナリオを書きました。
★アニス・アジート
菜の花:こういうヴィジュアルは、男性に受けるんじゃないかと思います。
水野:アラビア風ですね。「レイダース」のようなトレジャーハンターです。
菜の花:わたしとしては、女性に受けるんじゃないかと思ってます。<やんちゃだけど格好良い>とう感じですね。(前作の)フォルテよりも年下で、等身大の感じです。
★ナノナノ・プディング
菜の花:彼女の設定は、けっこうネタバレになってしまうんで、話せることが少ないんです。名前は会議で決めるんですけど、けっこう揉めますね。仮にナノナノとつけていたんですが、彼女はナノマシン使いなんです。
水野:ナノマシンは魔法のように扱っているSFが多いですけど「GA」でも同じです(笑い)
菜の花:ナノナノのままだと、彼女は語尾が「なのだ」ですから、「ナノナノなのだ」って、ナノが多くない? それが面白いのでは? ってことで仮名のまま決まりました。
★カルーア・マジョラム
菜の花:魔方陣を使う魔法使いです。今回、いちばんお姉さんの役回りです。優しくて頭も良くて、でも、いちばん大きな障害や悩みを持っている女の子です。使い魔のミモレットは製作者のなかで大人気です。ぜひみなさんも玩具にしてください。
★リリィ・カラメル・シャーベット
菜の花:完璧主義でしっかり者なんですけど、恋愛においては逆に弱点になってしまう女の子です。
水野:かつては王室警護についていたという設定です。
さらに、公式サイトで毎日更新で『G.A.II パラレル小説 「子猫さまのいうとおり」』の連載をはじめたことも発表。「土日はかんべんしてください!(笑い)」
●『ミュージカル「ギャラクシーエンジェル」Re-MIX』から、エグゼグティブプロデューサーを務める片岡義朗氏からの挨拶。

美少女キャラクターを美少女が演じるミュージカルの発表に、こんなおっさんが出てきて驚かれたかもしれませんが、ご勘弁を。心の中は少年のつもりですから(笑い)
前作からパワーアップした点として、敵役を新たに横山智佐さんにお願いしました。彼女はとてもクールな女性なのですが、その面をさらに伸ばして、冷酷な女性を演じてもらいます。彼女は、ぜんぜんそんな人じゃないんですが。
再演を決めた理由は、社長が可愛い娘とまた仕事がしたいという心の声が聞こえたから、というのは冗談で、本当はファンの皆さんの熱い声援です。アンケートでも、インターネットでも再演を望む声が多かった。ここでファンの声を絶やすわけにはいかない。これまで「星闘士星矢」「テニスの王子様」「HUNTER×HUNTER」といった舞台を手がけてきましたが、男性客が中心になったのは、これがはじめてのことで、ミュージカルということで初演の時に、見逃してしまった方も大勢いると思います。アニメそのままのキャラクターを生身の美少女たちが演じます。ぜひ、この冬、銀座に足を運んでください。
●『ギャラクシーエンジェルII』より稲村優奈、花村怜美、平野綾、明坂聡美、中山恵里奈、新谷良子が登場。
稲村:監督さんと一緒にキャラクターを話し合って作っていきました。自分なりに考えたアプリコットちゃんを演じている最中です。ゲームの収録って(とメンバーに微笑んで)ブースにこもって個人個人で録っていくので、ちょっと寂しいです。
花村:叫んだりすることが多いので、タオルを握りしめてやっています。握りすぎて爪が割れてしまいました(笑い)
平野:いつもアフレコしていて、ほんわかした幸せな気持ちになります。一回目の時、花村さんがついてくれました。実はアニスの声しか聴いたことがないので、早くみんなの声も聴きたいです。
明坂:わたしはまだ収録してないんですけど、もう全部台本にも眼を通していて、喜怒哀楽を演じ分けていきたいです。
中山:自分で考えてきたことと、監督さんと違いがあって、納得のいくようにするのに苦労しました。けっこう疲れるキャラなんですね。
新谷:まだ、台本もいただいてないんですね。聴いたところだと<ピーチ姫的な役回り>らしく(笑い) 楽しみにしています。アプリコットのお姉さんということは、楽屋でみんなのことを「可愛いなあ」と見てたんですけど、そういう雰囲気が出せれば良いのかなあと思っています。さっきプロモーション映像を観せていただいて、切なくて泣きそうになっちゃったんですけど、こうして受け継いで行けるのは、素敵なことだと思います。
実は新エンジェル隊が5人揃ったのは、今日が初めてだそうですが、メンバーが口々に言っていたように、非常に和気藹々としたチームワークの良さを見せつけていました。
●つづいて、ミュージカルより、富田麻帆、小出由華、小野まりえが登壇。明坂・中山の二人は、こちらにも出演しています。欠席だった白川りさからは、ヴィデオメッセージが披露されましたが、メンバーがあれこれツッコミを入れいていたり、こちらのメンバーも、かなり仲のよろしい様子。さらに、新キャストとなる横山智佐も登場。
横山:7人目のエンジェル隊を狙っていたのですが、悪役で呼ばれてしまいました。(前作の舞台は)感動しました。お話をいただいたときは、ああいう風にはできないと、一度は断ったのですが、横山さんに遭わせて台本を直しますと言われて、こんなに有り難いことはないな、とお受けすることにしました。
●前作の思い出は?
富田:楽屋が賑やかでしたね。小出さんを筆頭にうるさいエンジェル隊でした。
小出:大人しいので有名なんですけど(まわりからツッコミ) 千秋楽がとても盛り上がったので、今回は初日から盛り上がっていただけたらな、と思ってます。
明坂:千秋楽は印象に残ってます。しっちゃかめっちゃかだったけど楽しかった。今回もハッチャけたいと思います。
小野:わたし、千秋楽の一曲目だっけ? (みんなで歌を口ずさむ) 泣き出しちゃって、もう皆と会えないと思ったのに、また会えちゃって、ちょっと恥ずかしいです。でも嬉しい。
中山:公演中に、誕生日が来て、終演後また幕があがって、みんなにハッピーバースデーを歌ってもらったのが、とても印象的です。
●今回、こういうことをやりたいという目標は?
富田:バック転をやります! ……ウソです(笑い) 歌とかダンスとか、もっと感動を与えられるようになりたいです。
小出:ワイヤーをつけてお客さんの上を舞いたいです。やらせてください!
プロデューサー片岡:10キロ痩せたら。
小出:却下されました(笑い) でも舞いたい! それしかない!
明坂:アドリブで、ヴァニラさんの変な言葉をとり入れたいです。
小野:もっと着ぐるみいっぱい着たいでーす。あと、ミントらしく舞台でお菓子食べたいでーす。
中山:せり上がってくるのをやりたかったんですけど、設備上だめみたいなんで、スタッフの方に台車で引っ張ってもらおうかと。冗談はともかく、もっと ちとせのキャラクターを作りこみたいです。
●さらに、ここでゲーム版の主題歌の発表がありました。前作でオープニングを担当した佐藤裕美が、今回はエンディングを担当。そして、オープニングは富田さんに。
富田:実はわたしも昨日聴きまして(笑い) 声優さんはみんな可愛い人ばかりなんで、そのイメージに会うようがんばります! (ゲームにも出ている明坂&中山コンビが「美少女だって!」と笑いあっていました)
さらに、主題歌には、もうひとつ「萌え」ならぬ「燃え」ヴァージョンがあるという発表が。思わず知り合いに「JAM Projectかな?」と囁いたら、スクリーンには影山ヒロノブ氏からのメッセージが流れる。木谷会長曰く、キャラクターメインだけでない、シミュレーションゲームとしての側面もアピールするため、こうした手法を取ったとか。
●質疑応答
>富田さんの二重跳びが話題になりましたが、今回はどれくらいいけそうですか?
富田:(メンバーから、好き勝手な数字が飛ぶ) う〜ん、50回がんばります!
>ミルフィーユ以外のエンジェル隊も登場しますか?
菜の花:脇役やエキストラではないです。それちょっと格好良すぎるよ、という感じで登場します。
>ゲームを離れた、5人の活動はありますか?
木谷:アニメとかコンサートということですか? 当然、考えています。時期がくれば積極的に進めていきたいと思います。唯一の問題は、ミュージカルをやろうとすると、すでにキャストがかぶっていることですかね(笑い)
>PS2以外への移植は?
木谷:前回の反省点として(数字が)散ってしまったということがあったので、今回はPS2に絞っています。できそうであれば、広げようとは思っていますが。
>ビッグタイトルの続編ということで、プレッシャーも大きいでしょうが、どのように役つくりをしていきますか?
稲村:失礼ながら、役が決まるまで観たことがなかったんです。これから勉強しつつ、自分の役をしっかりやっていきたいと思います。
花村:前作を、決まってから観せていただきまして、キャラクターからいろいろなことを学びつつ、みんなを意見も聴きながらがんばっていきたいです。(言葉につまったとき、まわりからファイト!と励まされていました)
明坂:わたしは、ゲームも好きでしたし、マンガも読んでました。
木谷:女性の年齢に触れるのは、あまりよろしくないのですが、今回の平均年齢は19歳なんです。前作のイメージにひきずられないよう、同じようなキャリアの声優は避けました。前作を知らなかった人もいると思いますが、それでいいんです。
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